Q. 学校に通わなくて学習が身につくのか?

生きていくために必要なものが「知性」であると考えます。
学校での勉強の中でも身に付くものはたくさんあると思います。それに対して「知性」が学校の一斉授業で全員が身に付くかどうかは、どの方法でも絶対や万能がないのと同じです。
同じ時間にほぼ同じ教材を使い同じ学習を一斉に行うところが学校です。この中で習熟の内容や度合いは子どもによって違います。
 子どもがやりたい活動に対して学校の学習内容のような「勉強」が必要になることがあります。そのときはそれぞれ学習に取り組んでいます。学年を越えた内容を学びたい子もいます。系統的に下学年の内容が必要でしたら支援しながら学びたい内容を習熟できるよう学習の支援をしています。 

Q.学費が高いのはなぜか?学校の登校も視野に入れたときの学費はどう考えれば良いのか。

公教育の内容を習得させることを主目的と考えていないために学校法人として活動はしておりません。従って行政からの資金を受けることが現状では難しい状況です。その分を保護者の皆様からいただいた学費や応援してくださる方々のご寄付等で運営しています。学校への登校を考えて在籍日数等が大きく変わる場合はご相談ください。

Q.教員経験のあるスタッフはどのような支援をするのか?

学習の支援はもちろん可能ですが、自発性を持って活動するような見守りや働きかけをしたり引き出したりするのも教員の仕事です。基本的な子どもの興味関心は、ご家庭やその子自身の興味関心、また周囲の子どもたちの活動などによると思いますが、ここでスタッフとして子どもたちと一緒にいながらそのようなことを行いながら、興味を深めたり欲しい情報が得られたりするような支援も可能です。また、特別支援の必要な場合もご相談ください。

Q.何もせずに毎日過ごすのではないか?

そのような子どもいるかもしれません。また、日頃はそうではなくてもある日はそうすることを選択する子もいるでしょう。それでも少しずつ自分の思いを感じながら、また周りの子どもたちの活動や様子を見ながら活動を始めていくようになっています。大人にとって一見好意的に感じないような活動をすることにも意味があり、自発性の表れでもあると思います。子どもたちを信頼して見守っています。

Q.学校の先生とスクールのスタッフとの同じところや違いは何ですか?

学習や活動を支援することは同じです。ただ子どもにより内容が違うので、どちらかというと学校の先生たちの中では個別支援学級の支援の仕方に近いかもしれません。同じ学習を進める学校と違う活動を支援するスクールの違いですね。また、子どもたち同志の思いを聞いたり話すよう促したりするところは同じです。またお子さんを一番よく知っている保護者のお話を聞かせていただくことも同じです。子どもたち同士尊重し合えう関係づくりを支えるために、その時間は学校より多く取れているように感じています。
あとは、学校で指導することが仕事である学校の先生と違い、ここではスクールの維持のための運営、接客、集客、渉外、経理等も行う個人経営者であることは大きな違いです。

Q. 登下校の時間や通学定期券について?

基本的に10時から16時となっております。お子さんの年齢等によって下校時間等のご相談が必要な場合はお申し付けください。通学定期券についてもご相談ください。